SONY WF-XB700はベーシスト好みのワイヤレスイヤホンだ

WF-XB700 PC・ガジェット

SONYのWF-XB700の音作りが抜群に好みだったので実際に数ヶ月使ってみてのレビューをいたします。結論、全体のバランスは取りつつ、低音の一番美味しい帯域を上品に強調した、低音好きに超オススメなフルワイヤレスイヤホンでした。

元々はランニング用にフルワイヤレスイヤホンを検討

今までイヤホンは有線派だったのですが、ランニング用にフルワイヤレスイヤホンが欲しくなり、大まかに以下のような条件に合うイヤホンで探していました。

・フルワイヤレスイヤホン
・防水機能あり
・耳から外れにくい
・音質はそこそこでもいい

ネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンは過去使っていたことがあるのですが、ランニングだと煩わしいと思いフルワイヤレスイヤホンで検討。
ネットで評価が良かったいくつかの機種に目星をつけて、家電屋へ視聴しにいったのですが、このWFーXB700の低音の迫力がケタ違いで気に入ってしまい即購入。

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感想(9件)

音の感想~鼓膜が震える重低音~

映画館やライブハウス等で聞く低音って、鼓膜が震えるているのを実感するくらいの”空気圧”のようなものを感じると思うのですが、WFーXB700ではこの”空気圧”を伴った重低音を出してくれます。こんなに軽くて小さいのにスゴイ・・。

重低音を売りにしてる安物イヤホンとかだと、低音域を無理にブーストした結果、中音域~高音域のバランスが崩壊して低音がモワッとしてるだけの下品な音になるイヤホンも多いです。
その点、WFーXB700は低音重視のチューニングの中でも、高音域の音質を損なうことなくバランスの取れた音を聞かせてくれます。

ただ、一応補足しておくと、さすがにハイレゾイヤホンとかと比べてしまうと、高音域~超高音域は控え目です。かつ、Blutoothの規格的な限界なのでしょうか・・超高音域あたりに微妙に薄くハイパスフィルターがかかったような、超高音域の減衰感は感じてしまいます。

なので、モニターイヤホンみたいな超フラットな音で聞きたいとか、ハイレゾの高音域のツヤ感が好きだという人にはオススメできないです。その反面、低音好きには割と手放しでオススメできてしまうイヤホンです。

バンドマン的視点で音質レビュー

趣味程度にギターやベースの楽器は触っていて、DAWで楽曲制作やミックス等はやったことがあるので、そういった目線でもレビューしてみます。

WFーXB700がバンドアンサンブルの中で強調して聞かせてくれる音の要素をいくつかあげてみます。詳しい方なら、帯域的な特徴が掴めるのではないかと思います。
・ベース5弦~3弦あたりまでのLow~Mid-Lowの一番美味しい帯域
・スネアドラムの低音成分(リムショットのドンシャリ感が超気持ちいい)
・バスドラムは目の前でペダル踏まれてるみたいな空気圧を感じるレベル

特に、ベーシストには最高のイヤホンだと思います。どんな曲でもベースラインがハッキリと聞こえます。例えるなら自宅練習で、コピー曲に自分の弾いてるベース音を重ねて聞いてるような感じです。

また、音楽のジャンル的にも幅広く相性がいいです。7弦ギター・5弦ギターでドロップAチューニングにするような重低音サウンドにももちろん相性がいいですし、EDMとかヒップホップとかでシンセ系の重低音を多様するジャンルでは鼓膜震えすぎてぶっ飛びそうになります。

余談ですが、映画館で『TENET』観た人にしか伝わらないと思うのですが、エンディング曲のTravis ScottのTHE PLANって楽曲、シンセでスライスしたような重低音が特徴的で映画館だと重低音の波に呑まれて心地よかったのですが、WFーXB700ではその映画館音響での重低音を再現してくれるレベルです。

ランニング用のワイヤレスイヤホンとしての感想

そんなこんなで、元々ランニング用途で欲しかったイヤホンなのですが、音が好みすぎて普段も愛用してしまっています。

ただ、しっかりランニングのときも使ってますので、ランニング中に使用した感想も書いていきます。

・外れにくい(ただしイヤーピースは要調整)
・遮音性能も高くノイズなし
・水濡れは結構大丈夫そう

まず、装着感ですが、耳穴だけでなく耳の外周部含めた全体で固定する作りになっているので、安定感はかなり高いです。ただ、イヤーピースが小さすぎると人によっては外れやすくなると思います。私はそうでした。そういった場合は、付属のイヤーピースでもSS・S・M・Lの4サイズ入ってますので細かく調整が可能です。
個人的にオススメなのはComply社のウレタン素材のイヤーピースです。低反発素材なので耳への圧迫感が少ないながらも、密封性・密着性の高いイヤーピースです。遮音性能も一段回高まります。
これのおかげでフィット感がさらに高くなり、ランニング中に耳から落ちるということはありません。

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感想(0件)

また、防水性能ですが、ランニング中の汗程度なら全然問題ないです。
一度洗面所で手洗いしている最中に、まあまあな水が出ている状態で落としてしまい、かなり濡れてしまったのですが、問題なく動作しています。

バッテリーはかなり保つ

ケース自体がポータブル充電器のような役割を持っているので、イヤホン本体のバッテリー残量が減ってもケースに戻せば一回分はフル充電してくれます。公式サイト上ではイヤホン本体9時間+ケース充電で9時間=合計18時間使えるとの記載があります。

1日2~3時間の利用なら週1回程度の充電で保つくらいバッテリー保ちはいいです。ワイヤレスイヤホンは充電が面倒なのがデメリットでもあるので、これはかなり好評価ポイントです。

以上、ランニング用に買ったら音が好み過ぎてもはやこれしか使ってないお気に入りのワイヤレスイヤホンレビューでした。(本当はShureとかハイレゾヘッドホンとかもあるのですが・・。)ランニングのお供や普段使いとしてフル活用していきます。

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